【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―猫発電 VS ハムスター発電 編―

2026年4月6日

吾輩は猫である ―猫発電 VS ハムスター発電 編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

最近、
人間は「発電」を語る。
持続可能だの、
再生可能だの、
なかなか忙しい。

そこで出てきたのが、
動物発電である。

一方は、
ハムスター。
車輪を回し、
ひたすら走る。
動けば動くほど、
力になる。

もう一方は、
吾輩。
猫発電である。

……動かぬ。

人間は期待する。
走れ、
回せ、
発電せよと。
だが、
猫は知っている。

効率とは、
動く量ではない。
無駄を減らすことだ。

ハムスターは、
走り続ける。
見事である。
だが、
止まれば発電は止まる。

猫は、
動かぬことで
消費を抑える。
必要な時だけ動き、
それ以外は蓄える。

これは、
省エネという技術だ。

人間は、
生み出すことを重視する。
だが、
使わぬこともまた、
一つの解である。

どちらが優れているか。
それは、
問いの立て方次第だ。

走るか、
休むか。
生むか、
減らすか。

吾輩は猫である。
発電はしない。
だが、
無駄を生まぬ生き方は知っている。
真のエネルギーとは、
使い方で決まるのだ。


走らずに
減らす力も
発電なり


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gonta

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