【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―人生と仕事 編―

2026年6月12日

吾輩は猫である ―人生と仕事 編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

一日の中に、
二つの流れがある。
動く時間と、
戻る時間。

人間はこれを、
仕事と人生と呼ぶ。

仕事は、
外へ向かう。
役割を持ち、
成果を求め、
他とつながる。

人生は、
内へ戻る。
整え、
休み、
自分を保つ。

吾輩は思う。
二つは、
分けられるものではないと。

働けば、
影響は内へ戻る。
休めば、
次の外へつながる。

切り離せば、
どちらかが歪む。

人間は、
どちらかを優先する。
だが、
偏れば、
続かぬ。

進み続ければ、
摩耗する。
止まり続ければ、
動けなくなる。

行き来する。
それで、
保たれる。

吾輩は、
外を見て、
中で丸くなる。
それだけで、
十分である。

吾輩は猫である。
仕事は持たぬ。
だが、
流れの整え方は知っている。
人生と仕事とは、
往復することで
成り立つものなのだ。


行き来して
整う日々が
道となる


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gonta

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