吾輩は猫である。
名前はまだない。
人間は、
平和を願う。
だが、
平和とは何かと問われると、
答えは一つではない。
人間はこれを、
平和教育と呼ぶ。
戦争の悲惨さを学ぶこと。
命の尊さを知ること。
違いを認め合うこと。
どれも、
大切である。
吾輩は思う。
平和とは、
「戦争を知らないこと」ではないと。
なぜ争いが起きるのか。
どうすれば避けられるのか。
もし起きてしまったら、
何を守るべきなのか。
そこまで考えてこそ、
学びになる。
猫同士も、
縄張りを巡って争う。
だが、
本気で傷つけ合う前に、
距離を取り、
互いに引くことも知っている。
争わない知恵。
争いを大きくしない知恵。
それもまた、
平和である。
人間は、
平和を願うだけでは足りない。
歴史を学び、
相手を知り、
対話を重ねる。
そして、
命を守るという目的を、
決して忘れない。
吾輩は猫である。
歴史書は読まぬ。
だが、
穏やかな日向が続く幸せは知っている。
平和教育とは、
過去を学ぶことだけではなく、
未来に争いを残さない知恵を育てることなのだ。
学ぶほど
守る未来が
見えてくる