吾輩は猫である(現代編)

吾輩は猫である ― AWSソリューションアーキテクト合格 編―

2025年7月25日

吾輩は猫である ― AWSソリューションアーキテクト合格 編―

吾輩は猫である。名はまだない。
だが今、胸を張ってこう言える。
**「SAA-C03、合格したニャ」**と。

始まりは、飼い主がソファでぼやいた夜だった。
「AWS使ってるのに、資格持ってないと説得力ないんだよな…」
その横で、吾輩はCloud Practitionerの教材をふみふみしていた。
――なるほど、ならば吾輩がやろう。
猫でも受かるなら、人間も頑張れるという証になる。

IAM? 簡単だ。
Accessは爪とぎに制限をかけるようなものだろう。
VPC? つまりは猫のテリトリー構成だ。
“プライベートサブネット=昼寝ゾーン”と解釈すれば怖くない。

EC2より ECSのほうが 箱っぽい

試験対策は毎晩、
肉球で模擬問題のキーボードを叩き、
Lambdaの無限トリガーにめまいを覚えつつも、
CloudWatchで飼い主の生活リズムを可視化した。

試験当日、猫はカメラ付きの自宅受験を選んだ。
なぜならセンターに行くと緊張で吐くタイプだからだ。

そして、画面に表示された「PASSED」。
飼い主が目を丸くするのを横目に、
吾輩はクッションの上で静かに寝そべった。
認定バッジなど、肉球の刻印に敵うはずもない。

クラウドは見えないが、
そこに登る猫は、しっかりと実在するのだ。


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gonta

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