吾輩は猫である。
名前はまだない。
人間は、
夢の国が好きである。
門をくぐった瞬間から、
笑顔になり、
子どものように目を輝かせる。
人間はこれを、
デジニランドと呼ぶ。
現実ではない。
だからこそ、
現実を忘れられる。
吾輩は思う。
夢とは、
現実から逃げるためだけのものではない。
また明日を頑張るために、
心を満たす時間でもある。
猫にも、
夢の国はある。
お気に入りの窓辺。
柔らかな毛布。
大好きな人の隣。
そこでは、
何時間でも眠っていられる。
人間は、
忙しい毎日を送っている。
仕事。
勉強。
家事。
悩み。
だからこそ、
ほんの一日くらい、
童心に帰ってもよいではないか。
笑うことに、
年齢制限はない。
感動することに、
資格もいらない。
吾輩は猫である。
乗り物は少し苦手だ。
だが、
楽しそうに笑う人間を見ていると、
こちらまで嬉しくなる。
夢の国とは、
魔法がある場所ではない。
人の心に、
笑顔という魔法を思い出させてくれる場所なのだ。
夢の国
帰る笑顔も
おみやげに