【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―株上がる説は本当か?編―

2026年6月6日

吾輩は猫である ―株上がる説は本当か?編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

数字が、
上下している。
理由は語られ、
理屈も並ぶ。
だが、
結果は一つではない。

人間はこれを、
株
と呼ぶ。

上がると言う者、
下がると言う者。
どちらにも、
それらしい根拠がある。

吾輩は思う。
予測とは、
なかなか曖昧なものだと。

未来は、
まだ起きていない。
だからこそ、
語り放題である。

情報は多い。
分析も深い。
だが、
確実なものは少ない。

人間は、
理由を求める。
なぜ上がるのか、
なぜ下がるのか。

だが、
すべてが説明できるわけではない。

流れ、
期待、
タイミング。
それらが重なり、
動く。

猫は、
動きを見る。
理由より、
変化そのものを見る。

上がれば、
その流れを知り、
下がれば、
距離を取る。

それだけで、
十分なこともある。

吾輩は猫である。
株は持たぬ。
だが、
流れの気配は知っている。
相場とは、
正しさよりも、
どう動くかで決まるものなのだ。


理由より
動きに乗るが
道ひらく


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gonta

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