吾輩は猫である。
名前はまだない。
机の上に、
新しい相手が増えた。
答えは速く、
迷いも少ない。
人間はそれを、
AIと呼ぶ。
便利である。
調べ、
まとめ、
提案する。
人の手間を、
軽くする存在だ。
だが、
すべてを任せると、
少しずつ考えなくなる。
吾輩は思う。
道具とは、
使うものであって、
従うものではないと。
AIは、
答えを出す。
だが、
問いは出さぬ。
何を聞くかは、
人間に委ねられている。
良い問いは、
良い答えを呼ぶ。
曖昧な問いは、
曖昧なまま返る。
猫は、
すぐには動かぬ。
一度、
間を置く。
それから、
必要なだけ動く。
この順番が、
大切だ。
AIも同じだ。
すぐに使うのではなく、
一度考える。
その上で使えば、
精度は上がる。
頼りすぎず、
離れすぎず。
距離を保つ。
それが、
長く付き合う方法である。
吾輩は猫である。
AIは使わぬ。
だが、
距離の取り方は知っている。
共存とは、
互いの役割を
見失わぬことなのだ。
頼りすぎ
離れすぎずに
ちょうど良し