【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―歯周チェック 編―

2026年8月17日

吾輩は猫である ―歯周チェック 編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

人間は、
歯が痛くなってから、
ようやく気にすることがある。

だが、
口の中の異変は、
痛くなる前から始まっている。

人間はこれを、
歯周チェックと呼ぶ。

歯ぐきの色。

腫れ。

出血。

口臭。

歯のぐらつき。

どれも、
小さな変化である。

だが、
小さいからといって、
軽いとは限らぬ。

吾輩は思う。

見えにくい場所ほど、
定期的に見てもらう必要があると。

人間は、
鏡で歯を見る。

だが、
歯ぐきの奥までは分からぬ。

だから、
専門家に診てもらう。

それは、
悪くなったから行くのではない。

悪くならないために行くのである。

猫も、
口の痛みを上手には伝えられぬ。

食べるのが遅い。

片側だけで噛む。

よだれが増える。

口の匂いが変わる。

そんな小さな違いが、
体からの知らせかもしれない。

吾輩は思う。

健康とは、
何も起きていないことではない。

変化に、
早く気づけることだ。

歯磨きも大切。

定期検診も大切。

そして、
「いつもと違う」を
放っておかないことも大切である。

吾輩は猫である。
歯医者は好まぬ。
だが、
美味しく食べられる毎日は守りたい。

歯周チェックとは、
悪いところを探すためではなく、
これからも自分の歯で食べ続けるための、
小さな点検なのだ。


噛める日を
守る点検
今のうち

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gonta

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