【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―憲法記念日 編(猫の視点)―

2026年5月3日

吾輩は猫である ―憲法記念日 編(猫の視点)―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

目には見えぬが、
確かにあるものがある。
触れられぬが、
日々を形づくるもの。

人間はそれを、
憲法と呼ぶ。

争わぬための約束、
守るべき線、
越えてはならぬ境。

普段は、
意識されぬ。
だが、
それがあるから、
多くは起きぬ。

猫の世界にも、
似たものはある。
見えぬ境界、
暗黙の距離、
無言の了解。

守られている間は、
存在を感じぬ。
崩れた時に、
初めて重さを知る。

吾輩は思う。
本当に大切なものほど、
静かに働くと。

強く主張せず、
目立たず、
だが確実に、
全体を支える。

人間は、
自由を語る。
だが、
自由とは、
何もないことではない。

守るべき枠があるから、
安心して動ける。

吾輩は猫である。
条文は読まぬ。
だが、
守るべき線は知っている。
憲法とは、
静かに社会を支える
見えぬ骨格なのだ。


見えぬ骨
守るほどにて
自由あり


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gonta

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