【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―ネズミ王国 編―

2026年7月28日

吾輩は猫である ―ネズミ王国 編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

世の中には、
猫の王国もあれば、
犬の王国もあるらしい。

ならば、
ネズミの王国も、
きっとあるのだろう。

吾輩は思う。

猫から見れば、
ネズミは小さな存在。

だが、
ネズミから見れば、
吾輩こそ巨大な存在である。

立場が変われば、
世界も変わる。

人間も同じだ。

自分の物差しだけで、
世の中を見てしまう。

だが、
誰にでも、
その人なりの世界がある。

王様にも、
町のパン屋にも。

大人にも、
子どもにも。

猫にも、
ネズミにも。

互いの世界を知らぬままでは、
分かり合えないことも多い。

だからこそ、
時には相手の目線で、
景色を眺めてみる。

すると、
昨日まで当たり前だったことが、
少し違って見えてくる。

吾輩は猫である。
猫の世界しか知らぬが、
ネズミにも、
ネズミの暮らしがあるのだろう。
世界とは、
一つではなく、
数え切れないほどの「王国」が集まってできているのだ。


違う目で
見れば広がる
別世界


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gonta

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