【吾輩は猫である 現代版】猫視点で描くオリジナル短編

吾輩は猫である ―ご褒美 編―

2026年7月29日

吾輩は猫である ―ご褒美 編―

吾輩は猫である。
名前はまだない。

人間は、
頑張ったあとに、
ご褒美を用意する。

美味しいものを食べたり、
欲しかった物を買ったり、
少し贅沢な時間を過ごしたり。

それもまた、
生きる楽しみなのだろう。

吾輩にも、
ご褒美はある。

お気に入りのおやつ。

窓辺で浴びる、
午後の日差し。

主人に、
そっと頭を撫でられること。

どれも、
値段では測れない。

吾輩は思う。

本当のご褒美とは、
何かを手に入れることだけではない。

今日も、
最後までやり切った。

誰かの役に立てた。

昨日より、
少しだけ成長できた。

そう思えた時、
心は静かに満たされる。

人間は、
次の目標ばかり見てしまう。

だが、
時には立ち止まり、
「よく頑張った」と
自分を認める日があってもよい。

ご褒美は、
怠けるためではない。

また一歩、
前へ進むための力になる。

吾輩は猫である。
おやつをもらうと、
明日も主人を癒やそうと思う。
人間もまた、
小さなご褒美を大切にすれば、
毎日は少しだけ豊かになるのだ。


頑張れば
明日への力
ご褒美に


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gonta

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