吾輩は猫である。
名前はまだない。
一度、
届いた。
だが、
その先で立ち止まった。
人間はこれを、
再チャレンジと呼ぶ。
悔しさは、
簡単には消えぬ。
「あそこを、
もう少し。」
「こう答えれば、
違ったのではないか。」
そんな思いが、
何度も頭をよぎる。
吾輩は思う。
挑戦とは、
合格した者だけのものではないと。
転んでも、
また立ち上がる。
その姿もまた、
挑戦である。
参考書を開く。
過去問を解く。
答案を書き直す。
昨日より、
一行でも良くする。
その積み重ねは、
決して裏切らぬ。
人間は、
結果だけを見る。
だが、
努力は、
結果が出る前から、
人を変えている。
知識だけではない。
忍耐も、
冷静さも、
諦めない心も。
すべてが、
次の答案に宿る。
吾輩は猫である。
試験は受けぬ。
だが、
何度でも立ち上がる者の背中は美しいと思う。
再チャレンジとは、
過去をやり直すことではなく、
昨日の自分を超えるための挑戦なのだ。
もう一度
積みし一歩が
道となる