
【2023年6月】ウクライナ戦争ダム破壊
2022年2月から始まったウクライナの戦争。
【2023/6/7】ウクライナのダムが破壊、300匹の動物が水の下に
下流の動物園では、白鳥とアヒルをのぞき、300の動物たちが洪水の下に沈んだそうです。
憩いの場として人気のある動物園だったようで、人間の都合で命を落とした動物たちの無念はいかばかりか。
【2023/6/18】ダム決壊で取り残された犬猫を保護 ウクライナ
ウクライナの首都キーウにあるパトロン・ペットセンターでは、カホウカ水力発電所のダム決壊により洪水が発生した南部ヘルソンで保護された犬や猫の支援を行っている。
センターの幹部によると、保護活動を始めてから1週間で100匹以上を保護した。
飼い主と再会した犬猫もいる一方、新たな飼い主に引き取られるケースもある。引き渡される前にすべての犬猫にはワクチン接種・避妊手術が施され、マイクロチップが装着される。(c)Anna MALPAS
AFBNews
【2023/6/22】ウクライナより猫のお守り発送
ウクライナから猫のお守り直接発送。注文は本人にメッセージ(※自身の責任にてやりとりしてください)。
※支援ではないのですが、かわいいし(^^)、何らかの励ましになるかなと。
問い合わせたところ、ペイパル前払い、個数によりますが送料込みで1個2000〜2500円ほどになる計算です。
過去のウクライナの動物たちの写真
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【写真特集】ウクライナ、戦禍の動物たち 写真45枚 国際ニュース:AFPBB News
www.afpbb.com
【2023年6月18日更新】保護された犬は2万5千匹、猫は1万9千匹超
ねこねこ王国では1年前にもウクライナの動物たちを支援する方法を掲載しました。
ウクライナの動物保護団体「Save Pets of Ukraine」とウクライナ最大のペットフードメーカー「Kormotech」社が、動物保護施設の調査を行った記事を見つけたので、まとめてみます。原文はこちら。原文が優先となります。

Save Pets of UkrainetとKomatechとは?調査方法は?
[Save Pets of Ukraine ]はKomatech社が2022年に設立、支援している団体です。
Komatechはウクライナの最大のペットフードメーカー。ペットのみならず動物園や避難所の問題を解決、サポートするべく奮闘しています。
調査方法
Kormotech社の依頼により、ウクライナの社会学研究センターSocioinformが行いました。14回の詳細なインタビューを行っています。
調査対象は以下のとおりです。
- 前線地域と後方地域のシェルター
- 不妊手術センター
- 動物ボランティアの代表者
保護された犬は2万5千匹、猫は1万9千匹超
現在510のシェルター、不妊手術センター、ボランティアが保護している動物の数。
- 2万5,799匹の犬
- 1万9,473匹の猫
(2023年1月保護施設の調査・ウクライナ全土)

ウクライナの戦争のため、シェルターや動物ボランティアがお世話をしている数は、
- 後方地域では20~30%、
- 動物ボランティアの世話では60%、
- 前線地域のシェルターでは100%以上
と急激に上昇。戦争で保護された動物の多くは、避難の際に飼い主に捨てられたペットです。
フード、獣医師の診療(医療)、薬の緊急支援が必要
主な援助源はウクライナ人からの寄付であり、大量移住と所得水準の低下によりシェルターには大きな資源不足に見舞われています。とくにウクライナでは次の3つが不足。
- フード
- 獣医のサポート
- 薬
- 【冬季】暖房費と頻繁な停電(電気は給水、暖房、冷蔵庫の操作に使用)。
犬猫に必要なフード量
1日あたり犬300g、猫250gのフードが必要です。
- 犬用7,740kg、猫用4,868kg/月
- 犬用2,825トン、猫用1,777トン/年
シェルターやボランティアは、これだけの量のペットフードを必要としています。
全土に必要なフードの25%を提供
2022年3月から2023年1月にかけて、Save Pets of Ukraineはシェルターや動物ボランティアに約1,000トンの食料を提供。
ウクライナ全土の必要量の4分の1にあたります。

このうち20%はKormotech社から、残りはパートナーのU-Hearts Foundationと外国のドナーから。
ウクライナのSave oet of Ukraineは、年間必要な食料の数字や、シェルターが抱える問題を把握し、援助をさらに効率的かつ体系的に行うことを計画。
発電機やヒーター、ワクチン、医薬品、ケージ、輸送用キャリアなを、すでにシェルターに配布を開始しました。
新しい里親を探したい
保護された動物の里親探しも緊急課題です。
2023年1月、Save Pets of Ukraineは、シェルター愛護の試験的プログラムを運用しました。
里親家庭やシェルターの不足
フードや医療の他にも問題は山積み。
- 動物の里親募集の減少
- シェルターのスタッフ不足
- シェルターの拡張
- 囲いの修理や建設
海外からの支援も積極的に行われていますが、現在シェルターや動物ボランティアは、一般市民、動物保護団体や慈善基金、ボランティア、企業などに依存しており、最前線では、破壊、シェルターからの避難の必要性、飼料や医薬品の購入と配送の困難さなどが深刻な問題に。
最終目標は捨てられた動物の里親家庭探し
「Adopt Pets of Ukraine」の2ヶ月間の協力を経て、4つのシェルター(Okhtyrka、Truskavets、Kyiv、Horishni Plavni)から57匹の動物が里親家庭に迎えられました。
保護されたペットは次のサポートを受けられます。
- フード
- 移動用のキャリー/ケージ
- 犬用のリードと首輪
- 予防接種のためのワクチン、チップ、パスポート、
- 寄生虫に対する外部/内部治療の準備
- 提携クリニックでの不妊手術が施されます。
Save Pets of Ukraineは、この愛護プログラムを50のシェルターまで拡大する予定。
原文はこちらです。原文が優先となります。
紛争下のウクライナの動物を支援したい!
支援をしたい方は、下記のサイトから直接行ってください。
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次のような募金画面が出ます。

爆撃に怯えるペットを落ち着かせたり、一緒に避難する場合の記事などもあります。
アニマルドネーションからも寄付先を選べます
アニマルドネーションのWEBサイトでは、さまざまな団体のウクライナのペット支援募金方法を紹介しています。IFAW(国際動物福祉基金)など世界的な団体もあります。
2023年3月20日に作成した記事はこちら↓