令和4(2022)年3月31日9:45-10:15まで、NHKのEテレ「わんにゃん絆日記」で調布のラフスペースが紹介されました。
(ブログ画像はNHK放映から)
我が家にいる四匹のうち、獅子丸と葵はラフスペースからお迎えしています。
ラフスペースはいわばうちの子たちの故郷、実家。
ラフスペースってどんな猫がいるのかな?
ラフスペースにどうして猫たちがやってくるの?
ラフスペースではどんなふうに猫がお世話されているんだろう?
などなど、調布のラフスペースに猫たちがやってくる理由、猫たちのお世話など、らみえるら里親たちも知らない猫たちの様子を、とてもわかりやすく放映してくれました。
テレビを見た感想を書いてみます。
葵や獅子丸が我が家に来る前には、ラフスペースさんでどんな暮らしをしていたのか、一度わたし自身が一日中はりついて取材してみたいと、思っていました????。今回番組のカメラを通して、普段の猫たちの様子を知ることができてうれしかったです。
猫が保護されて里親宅に来るまでは、とても多くの人の助けがあることがわかりました。
ボランティアの方々には本当に頭が下がりました。
ラフスペースなど保護猫団体になぜ動物が保護されるの?
保護猫団体に動物が保護される理由、最近は主に3つあります。
- 飼い主が高齢になって面倒を見られなくなる、飼い主が亡くなったため
- 一般家庭やペットショップ、ブリーダーなどで、飼育できないほど頭数が増えてしまったため
- 経済的な理由で飼い続けられなくなったため
飼い主が面倒を見ないと、動物たちは生きていけないのです。
そのために保護団体は、動物たちを保護して新しい家族を見つけます。
やむを得ない事情の場合もありますが、自分が面倒を見きれなくなったときに後をお願いする人を探しておく、自分が面倒を見られるかどうかを考えてから、動物をお迎えすることが大事ですね。
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保護猫たちはどんなふうに過ごしているの?
では保護団体に来た動物たちがどのように過ごしているのか、見てみましょう。
調布の保護猫団体ラフスペースの室内です。
昨年の夏に改装されてからまだ訪問していないため、室内の様子もずいぶん変わりました。
壁ぎわに猫たちのケージが並んでいて、真ん中がフリースペースになっており、おもちゃなどで猫が自由に遊べる作りになっています。
定点カメラを26台の撮影、さすがの迫力です。
ラフスペースで現在お世話しているのは24匹です。
保護猫たちが保護され、ラフスペースでどんなふうに過ごして家族を探していくのかを、テレビ番組を通して見ることができました。
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ボランティアさんによる保護猫たちのお世話
ボランティアさんたちは20人くらい。
朝の10時ごろから夜の10時過ぎまでお世話をしているとのこと。
らみえるはボランティアさんに何人か知り合いがいて、「今ラボランティア終わった」と夜遅く連絡が来たりして、びっくりしたことがありました。
葵ちゃんやぼく獅子丸も、ラフスペースで夜遅くまで面倒見てもらったにゃん!ありがとう!!
朝にボランティアさんがくると、まずはお掃除から。
夜の間は電気を消して、きちんとリズムを作るようにしています。
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血便で放棄されたエリカは手術やフード管理で回復
実際にラフスペースにいる子を見てみます。
「血便が続いてお世話ができない」と放棄されたエリカ。
ボランティアさんの日記には…
エリカはホットカーペットから動かない。お腹を温めようとしていたのかな?
毛布も追加してあげよう。
などと猫たちの様子と、それに対してどうお世話するか、きめ細かく記録されています。
エリカは手術を受け、消化がよく脂肪の少ない食事などのケアを続けて、下痢をほとんどしなくなりました。
ぼくや獅子丸が血便を出したとき、お母さんは精密検査に連れて行ったり、体に合うフードを一生懸命探してくれたよ。
病気やアレルギーの猫に合うフード、食べられるフードを探すのを、苦労している飼い主さんもけっこう多いよね。
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ネグレクト状態のアラン、手術を受け元気に
アメリカンショートヘアのアランはあまり食事も与えられず、心も体もボロボロな状態。
アランも手術を受けて、目もぱっちり開くようになったのね、よかった❤
飢えた経験からか食欲が旺盛で、盗み食いするアラン。
ボランティアさんは猫たちの体調に合わせて、フードを1匹ずつ変えています。
らみえるのお家でも、猫によってそれぞれフードが違うんだよ。
葵は尿路結石ができやすいとか、獅子丸はお腹が弱いとか。
沙羅はおくすりが必要なので、食べやすいようにウェットに混ぜたりしているよ。
4匹それぞれに違ったフードを与えだけでもけっこうたいへんです。
ラフスペースのボランティアさんたちは20匹以上の猫たちのフード管理をされているとのこと、本当に頭が下がります。
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飼い主の病気で放棄されたたま。一人の時間も必要
たまの飼い主は、一人暮らしの若い女性だったそうです。
病に倒れ、自分に万一のことがあってからたまのお世話をできなくなることを恐れ、手放すことを決断。
ペットを飼育できなくなるのは高齢者だけでなく、若くてもそのようなことがあるのですね。
たまはこれまで人間一人、猫一匹で生きてきたため、たくさんの猫や人に囲まれた生活がまだ苦手。
そんなたまが一人になる時間を持てるようにボランティアさんも気をつけています。
僕はラフスペースにいた頃、「喧嘩っ早い」って言われていたんだ。
猫同士の相性も考えて、ケージから出したりしてもらったよ。
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生まれつきの障害があるミラ、リハビリがんばり中
ミラは生まれつき障害がありました。
四兄弟すべてに神経障害がありましたが、二匹は家庭が見つかりました。
少しでも歩けばリハビリになると、暖かく見守るボランティアさんたち。
途中でトイレに間に合わなくてオシッコをしてしまったミラに、「いいんだよ、気にしなくて」とボランティアさんが声をかけていました。
猫はきれい好きだから、体の具合が悪くてもトイレに一生懸命行こうとするんだよね。
沙羅も膀胱炎のときはトイレが間に合わないことがよくあったけど、お母さん「いいよいいよ」って言ってくれた。
きれい好きの猫がトイレに間に合わないというのは、たいていなにか理由があります。
ラフスペースでは障害がある猫をよく受け入れ、おもちゃを使って遊ぶなどを通し、リハビリも頑張っています。
病気や障害がある猫について、心を打つブログ記事をご紹介します。
調布のベビーキャットレスキューの菊地さんのブログです。
ラフスペースでは、ホームページを見ただけで猫の予約などはできなくて、「直接来てください」っていうんだね。
「大人しそうだと思ったら、すごくワンパクでびっくりした」なんて、実際に猫を見ると全然違ったりするもんね。
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終わりに
ラフスペースのインスタやフェイスブックなどSNSを見ていると。
来たばかりのときボロボロで辛そうだった子が、日に日にイキイキとした表情になり活発に動き、変わっていくのを目の当たりにします。
悪質繁殖業者のもとで長い時間を過ごして見た目もボロボロだった葵や、50匹以上が一斉に放棄されて痩せていた獅子丸も、ラフスペースでんなにきめ細かにお世話をされてきたのですね。
だからこんなにいい子になんだと、納得しました。感謝の気持ちでいっぱいです。
世話をする相手は人生の意味をくれる。
成長させてくれる。
保護猫施設はあくまでも仮住まい。
猫たちは新しい家族を探しています。
ラフスペースで実際にわたしが葵と獅子丸をお迎えしたときの様子をやその方法、譲渡基準などを以前くわしく記事に書いています。
また調布の他の保護猫団体についても記事を書いています。
ぜひ読んで下さいね。
\ 調布のラフスペースについてはこちらの記事も読んでね /
/affinge
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