猫の飼育

ウクライナのペットの犬猫や動物を助けたい!支援先や募金方法を調べてみた!【令和4(2022)/03/20】

ウクライナのペットの犬猫や動物を助けたい!支援先や募金方法を調べてみた

令和4(2022)年3月に始まったロシアによるウクライナ侵略、ウクライナ戦争。

※令和5(2023)年6月に最新記事を作成しました。

バックパックに入れたネコを抱えてポーランド国内の避難先に向かうバスを待つウクライナから逃げてきた少女
ウクライナ国境に近いポーランド南東部プシェミシル付近に設置された臨時避難所で、バックパックに入れたネコを抱えてポーランド国内の避難先に向かうバスを待つウクライナから逃げてきた少女 参照/写真引用元【時事通信】



避難する人々の中にたまに見かける、犬や猫、動物たち…
あの子たちがどうなるのか、あるいは画面に出てこない、たくさんいたはずの愛すべき動物たちがどうなるのか、連日の報道に胸がはりさけそうになっています。

ウクライナでは総動員令が出され、18歳から60歳までの男性の出国が禁止されているため、お年寄りや女性、子供たちと一緒に国境を越えるペットたちがほとんどだ。

とら
とら

日本からできる支援がないのかなあ。

海外の支援先はいくつかある様子。

でも英語だし、国際送金?海を超えての送金?やはり不安…

と思っていたら、ついにアニコム損保さんが、支援金の募集をはじめたところです。
海外の動物保護団体などに直接募金できる方法も調べました。自分ができる支援をやっていきたいですね。

【動画】ウクライナのペットの犬猫や動物を助けたい!支援先や募金方法を調べてみた!

この記事は情報を日々追記しますので、見に来てくださいね。最終更新日はサイトの一番上に出ています。

アニコム損保の募金を通してウクライナの動物たちを助けよう!

アニコムが窓口になって、プロジェクトで集まった募金+アニコムグループからの1,000万円+アニコム社員からの寄付を、IFAW(国際動物福祉基金)に送るとのことと。参照元:アニコム損保

アニコムを通してウクライナに募金するときのシステムを説明した画像。三井住友銀行の指定の口座に振り込み⇒アニコムがIFAWという国際動物福祉基金にまとめて振り込み
アニコムを経由した募金では、三井住友銀行の指定の口座に振り込むとアニコムがIFAWという国際動物福祉基金にまとめて振り込んでくれる

実施期間:2022年3月17日(木)~4月18日(月)
※今後の状況により変動する可能性あり

指定銀行口座へ振込み:三井住友銀行(0009)/ 高田馬場支店(273)/ 普通 5119520
口座名義:アニコム ウクライナのペット救援募金口 代表 小森 伸昭(アニコム ウクライナノペットキュウエンボキングチ ダイヒョウ コモリ ノブアキ)

※振込み手数料はアニコムで負担。手続きの際は振込手数料の負担先を『受取人』と指定。
※募金金額は1,000円以上。端数は生じても問題ありません。
※アニコム損保のペット保険のご契約の有無に関わらず、どなたでも募金可能。
※領収書発行は不可。
※支援金の税制上の取り扱いについてはご自身で税務署や公認会計士・税理士にご確認ください。

■IFAW(国際動物福祉基金)の主な活動

  • ウクライナにある避難所における犬や猫の食料・獣医療用品の提供、資金提供、ケア支援
  • どうぶつ同伴で避難するための情報提供
  • ポーランドのポズナン動物園におけるキエフから避難したどうぶつの世話 など ※参照:IFAW公式サイト

ウクライナの動物たちの状況

らみえるの父が、ドッグラン新聞に寄稿した文章の一部です。※令和4(2022)年3月20日時点

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ウクライナ(4200万人)では3月中旬時点で国外への避難民は330万人を超え、国内での避難民は650万人、避難希望者は1200万人もいるとのことです。


この膨大な避難民にはペットも一緒です。無差別攻撃の生死の環境下でもウクライナの人達は家族の一員としてのペットも連れて避難するというまともな心意気があります。CNNやBBC放送ではこの状況を色々報告しています。このようなウクライナ民間人への無慈悲な攻撃をするロシア軍隊は実情を知る由もなく、また知らされていないのです。

イリナさん一家は二匹の猫たちをカゴに入れて1100キロの道のりを旅してウクライナから脱出したことを説明する画像
ペットを連れて避難する人々も多いが、ペットを置いて避難せざるを得なかった人たちも多くいるのが現実


キエフ近郊に住む夫婦は犬などペット20匹以上を引き連れて徒歩でキエフへ退避したそうな。犬用の車椅子を必要とする2匹、義足の1匹などの犬を連れての逃避行を領土防衛隊の助けを借りてキエフ近くの猫の保護施設へ避難し、そこから近々ポーランド、チェコへ移されるそうです。参照元: CNN

またキエフから年老いた大型犬を抱き抱え国境を目指して17kmの道のりを歩いて6ヶ月の男の子も連れてハンガリー、ドイツまで国外への避難が出来たそうです。途中の国境検問所ではペットのキャリーケースの寄付を受けたそうです。ペット関連の旅行制限解除も推奨されています。


ウクライナの戦場に捨てられたのは犬ばかりでなく、数千匹のペット(ライオン、トラ、クマ、オオカミ、ワニ、ヘビなどもいるようです。キエフ付近の動物保護所では既に犬1000匹、猫200匹などを世話していますが、隣の飼育施設がロシア砲撃で燃える事態も有ったようです。参照元:朝鮮日報

BBCによると周辺国では動物保護活動家の活動もありますが、世話が中断された動物は既に数千匹にのぼると推算しています。日本では「ウクライナのペット救援募金」プロジェクトがスタートしています。

ドイツの団体がウクライナを脱出したものの置き去りにされたペットのための避難所を設置したとのこと。

ウクライナから動物を連れて脱出したものの、動物を連れていける場所がないために行き場がない動物たちを預かるシェルターの画像
ウクライナからペットを連れて避難したものの行き先がない動物たちを預かるシェルターをドイツの保護団体がポーランドに設置した

イギリスやEUにペット同伴で入国するにはワクチン、マイクロチップの装着、狂犬病の陰性結果、三週間の検疫期間を求められる。
このためにペットを放して避難せざるを得なかった飼い主も多かったと見られ、現在、周辺の国ではそれぞれ手続の省略、簡略化、費用助成などを進めている。
 参照元: 欧州最新情報「戦時下のペットたち。ウクライナにおける動物たちの今」【designstories 2022.03.06】


このように今のコロナ禍に加えて1人の独裁者によって提起された禍は全世界の人類のみならず家族の一員であるペットにも及んでいる異常事態を知ってこれからの生活を考えてゆきたいものです。

以上

ウクライナに直接支援したい

海外の直接支援先を紹介!

ウクライナに直接支援したい

キエフで活動しているボグダンさんに募金の支援ができます。
インスタやツイッターを積極的に発信しており(日本語)、保護団体や高齢者のためにキエフに残って活動しています。

Instagram↓

Twitter↓

また、海外の動物保護団体に直接、支援することもできます。
英語ができればサイトをそのまま見てください。
Google Crome>設定>詳細設定>言語から、使用する言語を日本語に変換すると、自動的に翻訳してくれます。

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UPAW

https://upaw.org/en/

UAnimals

UAnimals
在ウクライナの動物保護団体。避難所にいるペットのためのフード配給や避難を助ける活動をしている。寄付はこちら

UAnimalsというウクライナ野津物レスキュー団体でも募金を受け付けている。

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Animal ID

Animal ID
ペット系IT企業。ウクライナにも支社を持つ。避難所にいるペットたちを寄付やフードで支援。負傷動物たちを助ける社会活動を支援。寄付はこちら

Animal IDの支援サイト。わかりやすくて日本からも募金しやすい体裁となっていることを説明するページ。
サイトが見やすく理解しやすいので、日本からも募金がしやすい

UAAA (Ukrainian association of animal advocates)

???? UAAA (Ukrainian association of animal advocates)
剤ウクライナの動物保護団体。キエフ近郊の動物保護活動を支援。寄付はこちら
1UAH(1 フリヴニャ は4.08 円3月22日 8:16。400円から寄付できる。
日本語よりも、英語画面にしたほうが良さそうだ。

UAAA (Ukrainian association of animal advocates)の動物愛護団体募金のページを日本語に訳下画像
グーグル翻訳の結果。英語画面にしたほうがより自然な文章になるかも。

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Save Pets of Ukraine powered by Kormotech

???? Save Pets of Ukraine powered by Kormotech
在ウクライナのペットフードメーカー。ペットのみならず動物園や避難所の問題を解決、サポートするべく奮闘している。 寄付(ただいまリンク動作しません)

アニマル・ドネーションさんでは現在、現地の団体さんに直接支援する方法があり、いくつか紹介していています。
詳しくはアニドネさんのURLを見てください。
アニドネが今後、窓口になることもありそうで、そのときにはまたお知らせしますね。

アニマル・ドネーションからもIFAWに6000ドルを寄付したとのこと(2022年3月14日)

終わりに

人間の愚かさで引き起こされた戦争で、動物が不幸になることが悔しいです。

ウクライナのペットたち、犬や猫をはじめとした動物たちの苦境になにか少しでもできることはないでしょうか。
じくじくたる思いでしたが、ようやく支援しやすい形が出てきました。
気づいた情報があれば更新を行いますので、皆さんお知らせください。

この記事については大手の信頼できる実績、団体のものだけを基本的に取り扱います。
トラブルについては責任を負いませんので、いずれにしてもご自身の責任で支援先や方法を選んでくださいね。

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※令和5(2023)年6月に最新記事を作成しました。

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  • この記事を書いた人

らみえる(管理者)

ねこねこ王国運営者。慶應義塾大学卒、一般企業で広報、編集校正の仕事を経て、現在は動物ライター&デザイナーとして活動。会員制猫専用ホテル&ペットシッターキャッツカールトンを運営(動物取扱業)。動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。現在は猫4匹と暮らす。幼少時から犬、リス、うさぎ、鳥、金魚などさまざまな動物と過ごし、生き物を愛してやまない毎日です。 https://nekoneko-kingdom.com/ https://www.instagram.com/nekoneko.kingdom/

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